保険屋の親父日記

  

1/11（土）の日経新聞に「保険の代理店、販売再委託を禁止　金融庁が規制強化」との記事が掲載されました。

「金融庁は保険販売代理店への規制を強化する。代理店が雇用関係のない人に保険の販売を再委託することを全面的に禁止する方針だ。2015年春までに再委託の解消を求める。金融庁は代理店から再委託を受けて保険を販売する人の一部で不適切な営業があるとみており、規制強化で顧客保護につなげる。」

　金融庁は今月中にも全ての生命保険会社や損害保険会社に報告命令を出す。保険を販売する人（保険募集人）との契約実態の報告や改善策を求める。併せて保険会社の監督指針の改正案を公表する。保険販売は代理店の正社員や派遣社員など代理店が教育や指導、管理できる人に限ることを明確にする方向だ。」

この記事を見ても、保険業界以外の方は恐らく何のことかわからないでしょうね。

しかし、保険代理店には衝撃的な内容！

今回問題となっているのは「委託型募集人」と呼ばれる形態です。

「委託型募集人」とは保険代理店から委託を受けて保険を販売する人で、固定給ではなく、販売実績に応じた報酬体系をとっています。
保険代理店からすれば、委託型募集人は年金や健康保険などの社会保険に加入する必要がなく、実績に応じて報酬を支払えばよいためにコストを抑えることができました。

また募集人としても規模のメリットで大型代理店の、高い手数料ランクが得る事ができました。

　代理店にとっては最大のデメリットは、雇用すると募集人の不祥事は、雇用主の責任で代理店主が処罰されることです。業界はコンポライアンスを厳守し、お客様への販売・勧誘には厳しいルールがあり、保険業法、金融商品販売等に関する法律、消費契約法、個人情報の保護に関する法律、その他の関係する法律を遵守させられます。
「委任型募集人」は、彼らが不祥事を犯しても、「誓約書兼同意書」により懲罰規定を作成し処分できます。いわばトカゲの尻尾切りで代理店主が逃れられる一面もありました。

もともと「委託型募集人」は保険業法が禁じてきた「再委託」にあたりますが、これまで「委託型募集人」はグレーゾーンとして特に制限はされていませんでしたが、今回「委託型募集人」については保険業法上「不適切」なものであり「可及的速やかに適正化」を求めるとする金融庁方針が固まったため関係者が大慌てしているのです。

「可及的速やかな適正化」とは簡単にいうと「雇用」しなさいということになるのかな？

保険代理店にとっては雇用することはコスト増加につながります。すなわち、「委託型募集人」も優秀な人材は、引き続き雇用されますが、それ以外の人は職を失うことになり、大量の募
集人が路頭に迷うことになります。

現在「委託型募集人」と呼ばれる人は、生保で約3万人、損保で約1万人いるといわれています。

数万人の行き場のない募集人とつぶれる保険代理店。これが今回の問題点です。うちの事務所も、かっては７名の「委任型募集人」がいましたが、幸い？独立して貰い一安心ですが、
まだ、三人の使用人がいます。

彼らからは「イヤだ。手取りが減る」の意見もあり。我々にとっても、社会保険料は労使折半なので負担が増えます。

さあ、これからどうなるのでしょうか？？？  

　重粒子線治療とは、ブログにも何回か掲載しましたが、がんに対する放射線治療の一種。重粒子（炭素イオン）を高速に加速し、一定の深さで急激なエネルギーのピークを迎え、その前後で抑えられる性質を利用し、がん患部をピンポイントで照射する。放射線治療より少ない回数で治療ができるため、痛みも無く、通院治療も可能です。
　
　沖縄県と県医師会が導入を検討するメスを使わずにがんを治療する重粒子線治療施設が、２０１４年度返還予定のキャンプ瑞慶覧・西普天間住宅地区など候補地を５カ所に絞り込み、事業費は約１５０億円を想定し導入可能性検討協議会を10月31日開き、早ければ同日に仲井真弘多知事宛ての中間報告を取りまとめる。との記事が沖縄タイムスに掲載されました。

　重粒子線治療施設は世界で数カ所しかなく、そのうち日本国内では千葉県の放射線医学総合研究所・重粒子医科学センター病院、群馬大学の重粒子線医学センターなど４カ所で稼働。神奈川県と大阪府でも導入準備が進んでいる。文部科学省は、北海道から沖縄まで、各地で重粒子線や陽子線の治療施設の建設が計画しているようです。

世界的には、ドイツに重粒子線治療施設が１か所あるだけです。各地で公表されている計画通りに進めば、日本は「重粒子線大国」になります。
自民党には「重粒子線医療推進議員連盟」なる組織が存在し、立地を巡っての争いも激しいものがあるようです。

　中間報告の基となる案では、西普天間地区のほか、国立病院機構沖縄病院、琉球大学医学部付属病院、モノレール延長ルート最終地点の浦添市浦西地区、豊見城市にある埋め立て地の豊崎地区の５カ所を候補地として想定しています。

　事業費は約１５０億円で、導入する重粒子線治療機器や施設内のほかの医療機器によって変動する可能性もある。施設の規模は直径２０メートルの円状の重粒子線治療機器を含めた約５千平方メートル。１回の治療は照射時間数分を含めた３０～４０分で終わるため、入院設備は設けないようです。

　運営は民間の医療法人に委託する方向で、施設の建設は直接県予算を投じる方法や、事業者の医療法人の建設に県が補助をする案がある。３１日の協議会ではこうした運営の在り方や候補地について議論し、中間報告を取りまとめるようなので、今後のニュースが楽しみですね。

　県は中間報告を基に１４年度の予算編成の準備を進め、協議会が１３年度内にまとめる候補地や機器、設置・運営方法の最終報告と併せて予算を計上したい考えで、関係者によると、設置場所によって着工までの期間が変わるが、早くて３年後の可能性がある。着工後は３～４年後に運営開始できる見通しだ。

と、言うことは後早くて7年治験が1年で早ければ8年後には沖縄で先進医療としての重粒子線治療が受けられる。む・む・む・　遅い出来るのはいいが遅い。それまでにガンに罹ればアウトだろう

やっぱ、交通費や宿泊費の出る医療保険が当分は頼りだ。まだまだ、そこを中心とした保険会社の提案をしないといけないようですね。
しかし、久々に沖縄県にとっては良いニュースですね。

http://oki-hoken.com/   

　又、新しい医療保険が出ました。　アクサ生命の「Ｓｅｌｆ　ｇｕａｒｄ６０」

▶特徴は
1・生活習慣病特則を付けると。所定の生活習慣病（悪性腫瘍、糖尿病、心疾患、高血圧、脳血管疾患、肝硬変、慢性腎不全等による入院は６０　　日型でも365日 まで補償します。長期になる可能性がある入院や退院後の再入院も安心です。

※所定の生活習慣病による入院以外の入院についての1入院のお支払限度日数は60日となります。

2・公的医療保険制度の対象となっている約1,000種類の手術と、放射線治療を保障（５０グレイ以上は撤廃。）殆どの保険会社は50グレイ以上の照　射が条件。

3・高額になりがちな「先進医療」の技術料を一生涯にわたって全額保障（ 1回の療養につき1,000万円限度、通算2,000万円限度。）
　＊一時金が1回の療養につき１５万円でます。

　高額になる重粒子線治療・陽子線治療については　お支払いの事前査定サービス
結構重要で対象になるかならないかは診断書提出後の判断で、その間は不安なので、これは有難いですね。

　全ての先進医療について　医療機関へ直接支払いサービス
殆どの保険会社は一旦、立替になります。

なんといってもティーペックが付いているのが良いかも

　ティーペックは日本で初めて24時間年中無休にて電話による健康や医療に関する相談事業を立ち上げた会社のネットワークサービスです。

現在、健康相談数は日本最多の件数を誇っています。

「現在治療をうけているが、セカンドオピニオンを受けたい」
「病気のことでいつでも相談できる環境が欲しい」
「名医や良医、専門医を紹介して欲しい」
ドクターオブドクターズネットワークです。

ああ、ここで自己ＰＲ
T-PEC 「ドクターオブドクターズネットワーク認定試験合格しました。沖縄県で、こんな病気は、何処で治療すればいいのとか病気でお悩みの方、専用サイトに認定者としてアクセスし調べることが出来ます。　勿論、無料で対応します。連絡下さい。

話を戻します。大変良い保険ですが、我々、頭が痛い
８月から各社が新医療を続々投入AFLAC、ORIX、AXAみんな安いし魅力的。それに覚えるのが大変だ

更に更に１２月には三井住友あいおい生命が新医療を発売します。
来年には損保ジャパンひまわりも新医療も発売します。

もっともっと頭が痛くなりそうです。  

　ティーペックは日本で初めて24時間年中無休にて電話による健康や医療に関する相談事業を立ち上げた会社のネットワークサービスです。

現在、健康相談数は日本最多の件数を誇っています。

「現在治療をうけているが、セカンドオピニオンを受けたい」
「病気のことでいつでも相談できる環境が欲しい」
「名医や良医、専門医を紹介して欲しい」
ドクターオブドクターズネットワークです。

メットライフアリコやAXA生命、AIGグループが提携している。無料で24時間、医療相談や専門医紹介、セカンドオピニオンサービスが使えるらしいというのは知っていました。アリコやアクサから大量のパンフレットが送られて来ていますが、心惹かれる反面、何となく「良いことばかりじゃないだろう」という気もし、無視してきましたが、最近の保険屋としての悩みは、進化する保険に我々が対応できているかです。

保険をすすめる上で
「旦那は胃がんで切られて、抗がん剤でぱんぱんに膨れ上がり、苦しんで死んでいった。」
「おっぱい取られぬのがイヤで抗がん剤を打ち、髪も抜け、旦那とも喧嘩し離婚した」
「医者から切らないとダメだといわれた」

そんなことを言われても私は媒介人で医者じゃないとは言えません。

実際に起きた話ですが、乳がんの女性ですが、
「どうしても切りたくない。女としての自分を捨てたくない。」
この方はティーペックを使い。温存療法の良い先生を紹介され治療しています。

２４時間健康ダイヤルは多くの上場企業が福利厚生の一環で導入しているサービスで有名になっています。
赤ちゃんが激しく泣き止まないけど病院に連れて行く方が良いのか？
だとか、旅行先で子供が高熱をだしたけど、当番医が判らないだとか
不安の解決に利用する場所であり治療を目的としたアドバイスではありませんが、実際のお医者さんや看護師がスタッフの中にはいるので、大変な力にはなると思います。

何よりも私が必要ですね。今度、ティーペックDｏｆD認定プロデュサーを目指し講習と試験を受けます。
皆さんに、ちゃんとした保険を提供できるように頑張ります
  

前回、任意労災保険を取り上げたら50件以上の閲覧があったので第2弾！！

政府労災の上乗せ保険と書きましたが、簡単に言うと企業の傷害保険です。福利厚生で加入が一般的ですが、最近は政府労災に加入せず、請求が簡易な損保に加入が増えてきました。

建設会社は政府労災は請求したら、現場に入れ無くなるや、労災保険では小さな事故には使いにくい等々で損保の傷害保険で請求が一般的です。

前回は凄い任意労災（ケガだけでなく病気の実費まで払うし、入院時の差額ベット代や先進医療、入院時の交通費も保障）を紹介しました。
富士火災（みんなの労災ガード）ＡＩＵ（ハイパー任意労災）これは凄い！

更に過労などによる脳・心臓疾患、精神障害を原因で、万一従業員の方がケガで 死亡したり、後遺障害を生じた場合も補償します。すなわち欝やストレスが原因でも払うのです。損保の常識を覆す商品です。　

更に更に凄いのが、既往症（持病を持っている方）も契約後1年経過し、再更新すると持病で通院していても、再発しても補償の対象になります。

ガンや糖尿病や心筋梗塞等々で保険加入できない人も、この保険に加入すればOKです。
最近は持病を持っている会社の社長が自分の為？いやいや従業員の福利厚生の為、加入も増えているそうです。

　今は２社だけですが１０月１５日にエース保険が新しい任意労災を発売します。全ての病気は対象にならないかも知れませんが感染症（肺炎、肝炎、HIV、結膜炎、更に心筋梗塞、脳梗塞、食中毒、熱中症が対象になるかもしれません。

やっぱり外資系は強いですね。

エース損保は我々、代理店チャネルではない（アメックス等のクレジット会社で販売）デンタル保険（歯の保険）歯科治療の健康保険の自己負担分はもちろんのこと、通常では健康保険が適用されない、インプラント治療、詰め物、かぶせ物などの自由診療も補償を受けることができる。

羨ましいですね。日本社も頑張れ！


  

損保２８年、生保２５年大人の生保子供の損保苦労してお客様を守るため、いい商品を提供するため頑張ってきました。大人の生保は、強み弱みがあるから乗り合いＯＫ！うちの強みを売って下さい。

子供の損保は合併に怯え、巨大化を目指し、効率の悪い収保２０００万以下の代理店の廃業、吸収、合併、法人化・・・
その波に飲まれて２度の大型合併？数字は膨らんでも、所詮は張子の虎。元々一匹狼で一国一城の主を目指して頑張った男たちは、使用人で入社しても、何時か独立、一人で複数社の乗り合いは出来ないからノウハウを盗めば裏切ろう・・・

社員は育てる者、永久雇用、後継者育成、福利厚生と考えていた馬鹿な私は、傷つき、周りからは馬鹿扱いでした。

傷つき悩んだ結論として、自分が独立、開業、一国一城の主を目指したように、独立を目指す人間の支援をし、より強いパートナーシップを目指したほうが得策にたどり着きました。

未経験者、経験者、他代理店の使用人の方。独立開業それも２年で独立を支援します。大人の関係を希望しますが、厳しいですよ

普通は生損保一社専属、ジャスコやサンエーにある複数社乗り合いの来店型ショップを目指す人、是非ノウハウを盗むでは無く吸収してください。

暖簾分け、完全独立、どちらでも構いません。感謝の気持ちを持ち、より良い保険お客様に提供できればＯＫかな？

興味ある方、まずは、コメント下さい。そこそこの給料は保証します。メールや何度も面談し、共通の意識や、互いのメリット、デメリットを話し合い結論を出しましょう。ただし厳しいですよ。手助けはしますが、全てあなた次第です。  

　任意労災って知っていますか？
政府労災の上乗せ保険で建設会社や法人の福利厚生で加入が一般的です。
政府労災とは、労働者が業務中に災害にあったり、通勤途上で災害にあった場合に規定に沿って保険給付がなされるものです。
通勤災害は、業務に起因する業務災害ではありませんが政府労災保険制度の適用になるので対象になります。また、労災の災は、災害の災のことなのですが、必ずしもケガや障害に対してのみ保険給付するものではないのです。疾病労災といって、業務が原因で病気が発症した場合とか、労働者がもともと持っていた病が、労働の継続によって、自然的な経過を超えて悪化した場合などにも、労災として認定されます。

しかし、実際は政府労災は請求したら、現場に入れないや小さな事故には使いにくい等々で損保の傷害保険で請求が一般的です。自動車事故の次に保険金請求の多い保険です。最近は大手損保を中心に下請け担保や熱中症も担保され商工会や我々代理店がを窓口に色々な任意労災を販売しています。

最近は外資系損保（エース損害、ＡＩＵ、富士火災等）のケガの治療代を実費を払う保険も出てきました。

もっともっと凄いのがケガだけでなく病気の実費まで払う任意労災があります。
富士火災（みんなの労災ガード）ＡＩＵ（ハイパー任意労災）これは凄い！

更に過労などによる脳・心臓疾患、精神障害を原因で、万一従業員の方が 死亡したり、後遺障害を生じた場合も補償します。すなわち欝やストレスが原因でも払うのです。損保の常識を覆す商品です。　入院時の差額ベット代や入院時の交通費も保障します。

特長
オーダーメイドでプランが設計できます。
保険金は政府労災の認定を待たずにお支払いします。
従業員の入れ替わりや増員があっても自動的に補償されます。
病気による入院の治療費用等を補償します。
労災認定された脳・心疾患や精神障害も補償します。
建設業・運送業の下請負人のほか、
製造業の構内下請作業員や派遣社員の方々も補償します。
高額な賠償金や弁護士費用などの訴訟費用も補償します。
保険金は会社受け取りになります。
事業主が支出する各種費用を確保できます。
保険料の全額損金処理が可能です。

やっぱＡＩＧは凄いですね！  

アフラック（2013年８月１４日）に続き、オリックスも新しい医療保険（２０１３年９月２日）を発売します。

今回は目玉は
三大・七大疾病日数無制限

三大疾病Ｐ免（払込免除）

放射線照射５０００ラド（５０グレイ）要件撤廃（他社は５０００ラド以上が給付の対象）

手術（健康保険対応１０００の手術？）一般的には約款所定の８８種の手術

先進医療が２０００万円

保険料が下がった。

比較はいけませんが、アフラックの新商品は
病気やケガの入院　「日帰り入院から入院5日目まで」一律5日分2,5万円　

「入院6日目から1日につき5,000円」

病気やケガで手術　重大手術20万円・入院有　5万円・入院無し2.5万円

病気やケガで放射線治療を受けた　1回につき5万円

一番の目玉は病気やケガの入院前後に通院した入院前の通院

が新たに加わった事です。

保険料が下がった。

両社遜色ない内容です。保険料も、ほぼ一緒

売る側が大変です。お客さんのニーズに合わせて提案します。各社頑張れ！ですね。  

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