2013年07月06日

「引受緩和型の保険」

 皆さん、「引受緩和型の保険」って知っていますか?

持病があるや健康に不安がある人でも入れる保険です

「過去に大病をした事がある」「持病があって通院中」「健康診断でひっかかった」などの理由から、一般の医療保険に入るのが難しい人がいますね、そういった方々が医療保険に入るには「無選択型」という告知の必要が無い保険を選ぶしかありませんでした。このタイプは、誰でも簡単に入れる分、保険料が割高で、保障額が少ないなどの制限もあって、使い勝手がいいとは言えませんでした。

ところがここ数年、「引受基準緩和型」や「限定告知型」といった一般の医療保険と無選択型の中間に位置する商品が相次ぎ登場しています。これは3~6つの簡単な告知項目にあてはまらなければ、誰でも入れるというもの。保険料は一般の医療保険に比べ、1.5~2倍ほど高くなりますが、無選択型よりは安くなっており、保障期間や保障額も一般の医療保険と同水準です。健康に不安がある人にとって、加入の選択肢が増えるのは嬉しいことでしょう。

保険会社によって微妙に変わりますが、大体下記の感じかな?

1.最近3カ月以内に入院・手術・検査をすすめられたことがありますか?または、現在入院中ですか?

2.過去2年以内に以下の病気で入院したことがありますか?
   脳卒中、心筋梗塞、狭心症、不整脈、膠原病、潰瘍性大腸炎、クローン病等

3.過去2年以内で糖尿病で入院したことがありますか?糖尿病の合併症で診察・検査・治療・投薬をうけたことがありますか?

4.過去5年以内に以下の病気で入院・検査・治療・投薬をうけたことがありますか?
   がん、心筋症、心肥大、先天性心臓病、弁膜症、動脈瘤、慢性肝炎、免疫不全症、筋ジストロフィー、そう、うつ病、アルコール依存症等

これに該当していても、OKの会社があるかも知れないのでご相談下さい。 http://oki-hoken.com/

前述しましたが、どうしてもダメなら無選択型の保険。医師の診査や告知書による告知なしで、健康状態に関係なく誰でも入れる保険です。

極端な話、字が書ければ重病患者でもOKです。これには苦い思い出が・・・

今から20年前、肺気腫で苦しんでいる父親に保険をで呼ばれましたが

 「2年以内の死亡保障は積み立て相当額しか保障されません。医療は既往症は担保されません。」

と、告げると意味が無いで帰されました。結局2年経過後亡くなられましたが、家族から

 「2年生きるとは思わなかった。何故、強く進めなかったの、損した。」

には、切れそうになりました怒り

やっぱ保険は生きるが前提です。引受緩和型は既往症もOK。それに先進医療も付保できます。



Posted by 保険屋 at 01:10│Comments(0)
 
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