保険屋の親父日記

　今回は保険とは関係の無い話。暇なら読んでください。

１回戦が終了し今週から、いよいよ２回戦突入！
我が家は、私立で甲子園が全ての高３の次女。
公立から甲子園を目指す中３の長男（那覇地区大会２回戦でコケ・・・早くも引退）がバトル中

昨日は第１シードの北山が初戦敗退娘の沖尚はホームラン３発で好スタートを切ったが、ＴＶも新聞も北山敗退ばかりで扱いが小さいでぼやいています。

目指せ甲子園で泣き崩れる彼らは美しい。全ての？高校球児の甲子園熱いも良いが、少しゆるいも良い？

先週、セルラー球場で美里対那覇国際を見学。予想に反して美里の圧勝１０対０
知念対陽明　７対４で陽明まさかの初戦敗退！グランド泣き崩れる選手達

その中で一番感動？した試合

開邦対南農　まずは最初にビックリしたのは応援風景。　普通は内野スタンド両端に応援団が陣取り応援合戦！

しかし開邦ギャルは暑いのが嫌なのか、日焼けが嫌か影のある内野の内側へ移動。つられて男子も野球部マネージャも移動試合が始まるとファールにキャーヒットに三振にキャー『野球やるなら開邦かな？おいしいかも？』
普通は自軍の守備中は応援は自粛の南農のブラスバンドも奏で出し異様な応援合戦！

キャーに支えられ先制した開邦だが後半追いつかれ逆転７回頃から南農のエースに異変！足がつったのか屈伸を繰り返し熱投７回を抑えるが８回に５点目を取られ６対５！まあーこれで終わりと思ったら・・・

９回！なんと開邦ギャル一人がネットにしがみつくと２０人ぐらいネットに押し寄せ黄色い声で応援。
「伊佐さんキャー」「タクミー」「幸太郎－」マナーもくそもないが面白い。

もう前が見えないので我々が後ろに移動開邦ランナーを出すも９回２アウト２塁。最後の打者のあたりがピッチャーを抜ける。難しいゴロだがセカンドがトンネルホームへ飛び込むランナー。スタンドは絶叫！ありえない。うな垂れる南農エース百次

延長１０回３三振で、全く良い所なしの１年生の大城幸太郎君が「幸太郎打ってー」「きゃあー大城幸太郎」「コータロー」の大声援でレフトへ適時２累打『美味しい所持って行きやがった』で、まさかの７－６のサヨナラ勝ち！まるで優勝でもしたような盛り上がり。

甲子園を目指し１００人２００人の部員でベンチ入り２０人・・・３年間トンボだけをかけ続ける元エースで４番の子供達。スタンドで声を枯らし続ける３年生達。これも青春。これが高校野球！

ある父兄が言っていました。
「馬鹿息子は甲子園を目指し沖尚中に行ったが、中学野球と高校野球は別で沖尚をやめ那覇国へ転入３回戦で負けたが楽しかった」
「息子より上手な彼の友達は皆ベンチにも入れなかったが、開邦でレギュラーで出場し１勝も出来なかったけど私は幸せだった。彼の雄姿をずっと見れた」

一人一人みんな違う形で甲子園を目指す！今年も熱いドラマに期待します。