保険とTPP

保険屋

2011年11月12日 18:56

野田総理が11月11日にTPPに参加を表明しました。
保険とTPPの繋がりは二つ? 巨大な保険会社「かんぽ生命」の問題と健康保険かなまずは健康保険を取り上げます。
 日本医師会が反対する医療の崩壊に繋がる。自由診療の導入や混合医療の解禁で医療費の高額化、それに伴い市場開放され、国民皆保険の終焉(しゅうえん)を告げる。日本医師会は「結果として、所得によって受けられる医療に格差がある社会ができる。我々は、全力を上げて国民皆保険を守る」と表明しています。
 昔は我々保険屋は医療保険は65歳まで提案しました。後は老人医療が無料で加入の必要は無いでした。お上の健康保険改定で国民健康保険の1割~3割負担は一生涯続くようになり、今は終身医療が当たり前になりました。
 ガン保険は何故医療とは別に売られるかは知っていますか(今は医療保険にset出来るようになりましたが)医療費が掛かるからです。効き目のある?高価な外国から薬や生きる為に必死に飲む健康食品をおぎなうためにもガン保険は重要です。混合医療(保険診療において保険外診療(自由診療)を併用することは原則として禁止されている。通常であれば、健康保険(政府管掌健康保険、組合管掌健康保険、国民健康保険)が適用される診療内容にそれ以外の保険外診療が加わった場合、保険外診療分に加えて、本来、健康保険からの給付対象分を含めた医療費支払いの全額が患者の自己負担となる。お上混合医療を認めないからガン保険は存在します。
 混合医療が認められれば単純にがん保険は不要になるかなと思っていました。考えが浅はかでした。複雑ですが混合医療は認めては駄目なのかな?
日本国の健康保険は、素晴らしい持病があっても、年を取っていても、重病でも加入できます。民間の保険ではまかなえません。自由化によりお上は民間に投げます。保険会社は商売だから健康でお金の払える人ばかりの不平等な医療保険を開発するのかな?